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レオナルド・ミケランジェロ展 [美術鑑賞]

最近、ツイッターをやめました。
ので今後はもう少し精力的にブログを更新しようかと思ってるしだいです。
まぁ、どうなることか…

さて三菱一号館美術館で開催中の『レオナルド・ミケランジェロ展』へ行ってきました。
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遅い時間に行ったので比較的ゆっくり鑑賞できましたが、日本人が大好きなダ・ヴィンチなので昼間はもっと混んでるかも。
今回はチラシに載っていた『美しき姫君』の展示がなくなり、ミケランジェロの『十字架を持つキリスト』が展示されてました。
レオナルドは観相学も勉強していたそうで、素描に力を入れてたわけですね。
どちらも赤チョークが多用されているのが目につきました。
美術素人の私は(何せ学生時代美術の時間はいい成績を取ったこともない。絵を描くのは一番苦手)、これが何なのかもよく分からず…

絵画と彫刻:パラゴーネ (パラゴーネ…西洋美術では絵画・彫刻・建築が互いを比較しあい、優劣を議論すること)
ここではレオナルド・ダ・ヴィンチに基づく『聖アンナと聖母子』はどこかで見た…と思ったらダ・ヴィンチの作品はルーブルにあるので、そこで観たんですね
そしてダ・ヴィンチと弟子の『少女の頭部/<糸巻きの聖母>の主題の翻案』は去年、『糸巻きの聖母』の実物を観てるので興味深く観ました。

ミケランジェロの『最後の審判』に基づくギージの絵は、システィーナ礼拝堂に行ったのは25年以上前なのでもはや覚えておらず…
また本物が観たくなりました。

そしてあまりに多く描かれ過ぎていて、若干またか…と思うほどの『レダと白鳥』
ゼウスってどんだけ女好きだったんですかね。
レダ、ユディト、ルクレティア…この2年でかなり観ましたよ。
ユディトはクリムト、ルクレティアはクラーナハが好みかなぁ。

話を戻すと、どちらも現物は無いのに模倣されている絵があって原画が大体分かるってすごいですよね。
ダ・ヴィンチの白鳥はおどろおどろしく、左下に2つの卵からそれぞれ双子が生まれてます。この子供まで一緒に描いてある絵は珍しいんだとか。

昔、旅行でノイシュバン・シュタイン城(いわゆる白鳥城)へ行った時に城内の見学ツアーに参加したんですが(このころは英語が出来た)、厨房にダ・ヴィンチが設計したオーブンがあって、若かりし頃の私はダ・ヴィンチといえば『モナ・リザ』、『最後の晩餐』だったので、なぜにオーブン?とびっくりした記憶があります。
Ⅵ 手稿と手紙ではそんなダ・ヴィンチの細かい設計図などが観られます。
他にも『解剖手稿』など、人間を描くためには人間の構造を知る必要がある…彼らが解剖に興味を持つわけです。

3階から鑑賞してきて最後1階でミケランジェロの彫刻に出会えます。
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そして写真を撮ってもいいコーナー
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個人的にダ・ヴィンチとミケランジェロを楽しみたいならルーブルよりはフィレンツェかな~と思います。ウフィツィ美術館には『受胎告知』があるし、アカデミア美術館にはミケランジェロのダビデ像もあります。
美術音痴の私でもいろんな絵を観てると話がつながって世界が広がる気がします。
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二度目の若冲展 [美術鑑賞]

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5月9日から何点か展示品が入れ替わったので行きたかったんだけど
とにかくすごく待つ!という話。

GWごろに特番をたくさんやったのがいけなかったのかしら。
今朝も7時前には電車に乗って上野駅に着いたのが7時半前。美術館に着いた時はもう300人以上はいたかも。
最初は200人ぐらいかと思ったけど、列が進んだときにはもっといた気がします。

ただ、私はもう1回観てるので、入ったら入れ替え作品を観たあとは、とりあえず1階で《釈迦三尊像》と《動植綵絵》を観て、急ぎ足で2階へ。前回はすごい人でプライスコレクションがほとんど観られなかったのでとにかく《鳥獣花木図屏風》がゆっくり観たかった。
朝から並んだ甲斐があってもちろん人はいたけど、一番前列でゆっくり観ることが出来た。
この屏風を前に1日ぼ~っとしていられそうだわ。お茶でも飲みながら。

グッズも前回は買えなかったので、《鳥獣花木図屏風》のポストカードと《動植綵絵》の一筆箋、図録は売り切れ。でも外で注文すると送料はタダ。しっかり注文してきました。

もうこんなに若冲を一挙にみられるチャンスはないんだろうなぁ。生誕350周年とかだと私が死んでるだろうしなぁ。
18日はシルバーデーなので65歳以上は無料ゆえ、かなりの混雑が予想されます。
24日までですよ。

さて、最優先展覧会は終わったので次はルノワールかな。

カラヴァッジョ展 [美術鑑賞]

本当は二度目の若冲に先に行きたかったんですが、1500人ぐらいならんでると聞いて挫折。
西洋美術館のカラヴァッジョ展に行ってきました。

こちらもなかなかの混雑でしたけどね。
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でもカラヴァッジョの絵の前だけがすごい人だかりで他の絵は比較的ゆっくり観られました。
みんなあっさり通り過ぎていくのでしょう。

今回は日本初公開の作品が多くて
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とにかく生々しいの。
人間臭いというか…嫌いじゃないわ。
そして殺人犯だし。

印象に残ってるのをいくつか挙げると
『エッケ・ホモ』もう1枚同じタイトルでチゴリの描いた作品があるんですが、こちらのキリストの顔は比較的他の人たちが描いてきたキリストの顔に似てるんですが、カラヴァッジョの描いたキリストは何か違うんですよね。悲壮感が漂ってないし、なかなかのイケメンですよ。

『ユディトとホロフェルネス』
えぐい…先日観たばかりのボッティチェリの『ホロフェルネスの頭部を持つユディト』よりはるかにえぐい。
でも一応切断された胴部はカーテンで隠してあるらしい。

そしてそして
『法悦のマグダラのマリア』世界初公開!だって。
いや~エロい!こっちはエロい!!
2014年に発見された作品。見応えありました。

38歳で没したカラヴァッジョ。現存する真筆は60点ほどだそうで、その作品がどこにあるかという地図が展示されてるのですが、ルーブルにもあったし、ウフィツィにもあるんだけど、はっきりとは覚えてないわ。ブレラも行ったと思うんですけどね。

カラヴァッジョとカラファジェスキの作品。よかったです。テーマごとも攻勢も見やすかったですね。

6月12日まで国立西洋美術館にて展示
公式サイトはこちら

若冲展 [美術鑑賞]

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今回は頑張って初日に行ってきました。
伊藤若冲!
展示期間はわずか1カ月ほど。東京でしか開催されないので必死です。
途中で展示品が何点か入れ替わるのでとりあえず、前半と後半に1回ずついければいいやと思うのですが、
なにせ会期の3分の1はゴールデンウィーク、日曜日にNHKで特番もあるので混むこと必至。
ということで仕事を途中で投げ出して、初日に行ってきました。

入場待ち時間なし。でも中は混んでました。
とは言っても、私の人生で一番待ったのは『バーンズコレクション展』
そうあれは1994年のこと。会社員だった私は週末しか行けず、何と入場までに4時間ぐらい待った気がする。
上野公園の中をぐるぐると…
しかも中に入ったらイモ洗い状態で絵なんて見えやしない。
“お前ら絶対ふだんは絵なんて見ないだろ!”と心の中で毒づきながらわずか30分足らずで退散。
二度と並ぶ気にはなれませんでした。

それにくらべたらかわいいものですよ。
今回の目玉はなんといっても
釈迦三尊像と動植綵絵
そして大好きな
鳥獣花木図屏風

釈迦三尊像と動植綵絵は広いフロアに円形に配置されていて360度若冲!
でもね、人が多くて壮観!とはなりませんがね。
鳥獣花木図屏風なんて近くにもよれなかったわ。

そして何よりびっくりしたのが一番の待ち時間がグッズ売り場だという…
今から並んだから30分以上待つと聞いて断念。

私はシャガールが大好きなんですが、シャガールは『色彩の魔術師』と言われてるんですけど
ある意味、伊藤若冲もそうではないかと思うわけです。シャガールの淡い色とは違いますけどね。
でも水墨画では信じられないほどの濃淡を使い分ける。
う~ん、天才だわ。

次回は朝から並んで、まず地下を飛ばして1階で釈迦三尊像と動植綵絵を人が溜まる前に堪能して、
2階で鳥獣花木図屏風を観てからグッズを買って
エスカレーターで下に降りて、新しく展示された作品を堪能しよと決めた。

私もその気になればできるからね。
他にも観たい展示会はたくさんあるけど、とりあえずは若冲が優先です

ゆかいな若冲・めでたい大観 山種美術館 [美術鑑賞]

今年は若冲ですよ!

その第一弾!
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山種美術館は久しぶりです。
めでたい絵いわゆる吉祥絵画を集めた展覧会です。

まだアップロードしてないんですが、先日浮世絵展を観に行ったので日本画が続いてますな。

このチラシの鶏の絵は
伊藤若冲(鶏大好きですからね)の“郡鶏図”です。
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これは左隻。
でも私が一番好きなのはチラシ右の鶏。
すごく強い感じがして好きです。正直に言うと若冲は水墨画が好きです。
チラシ左下の“河豚と蛙の相撲図”も彼らしい絵でした。

ほかにも“亀図”という作品では亀の甲羅の濃淡がよく水彩画で出せるな~と思うほどすてきでした。

が、今回私が一番気に入った絵は
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です。
あまりに気に入ってハガキを買ってしまった。
だって蛙が…蛙が楽器弾いてるですよ。しかもなかなかのドヤ顔で。
柴田是真の“墨林筆哥(ぼくりんひっか)”という作品です。

何かめでたい絵をたくさん見て福が訪れそうな予感ですよ。

ラファエル前派展 Bunkamuraミュージアム [美術鑑賞]

今年の日本は美術鑑賞の当たり年なんですって!

今年一発目は『ラファエル前派展』です。
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そもそもラファエル前派って何?ってとこから私は始まるのですが
《19世紀の中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した美術家・批評家から成るグループである。 19世紀後半の西洋美術において、印象派とならぶ一大運動であった象徴主義美術の先駆と考えられている。》
だそうです。 by ウィキペデイアさん

じゃ、よく知りもしないくせに何で観に行ったんだよ、ミーハーか!
と突っ込みが入りそうですが、そりゃ ジョン・エヴァレット・ミレイがラファエル前派だからです。

ロンドンはテートギャラリーに『オフィーリア』という作品があります。
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(拾い画)

私、この作品が大好きでロンドンに行った際には必ず会いに行ってます。
多分好きな人も多いのではないかと思います。
実は2014年にも日本に来たらしいのですが、忙しくて会えず、今回はオフィーリアはいないけど観に行きました。
リバプールの紹介映像もあったりして、ますますイギリスに行きたくなってきた次第ですよ。

いくつか気に入った作品をあげますと

ジョン・エヴァレット・ミレイ『ブラック・ブランズウィッカーズの兵士』
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これはね、とにかく解説にもあったけど、ドレスとか軍服の質感が、写真かと思うほどすばらしいの。
近づいちゃいけないけど、可能なかぎり顔を近づけてみたけど、すごかった。
戦争に行く前の恋人たちの別れのシーンなんだけど、女性が右手でドアを押さえてるんですよ。
行ってほしくないんでしょうね。

アントニー・オーガスタス・フレデリック・サンズ『トロイアのヘレネ』

チラシに載ってないので画像はありませんが、この絵が好きな理由は
私がなぜか好きな絵にルーブル美術館にある『ダイヤのエースを持ついかさま師』ってのがあるんです。
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ものすごい横目でしょ。中野さんの著書「怖い女」の表紙にもなってるんですが、
この横目に匹敵する横目なんですよ、ヘレネが。個人的にはルーブルの絵に軍配があがりますけど。
ヘレネってのはギリシャ神話に出てくる女性でトロイの戦争の原因になった人。
いや~もう怖いの何のって。ぜひ観ていただきたい

ジェイムズ・ハミルトン・ヘイ『流れ星』

わりと人物画が多い中で何だか“わびさび”を感じた作品でした。

余談ですが冒頭の写真のチケットの絵は
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの『デカメロン』です。
デカメロンはジョヴァンニ・ボッカッチョの物語集で、大流行したペストから逃れるために邸宅に引きこもった男3人、女7人の10人が退屈しのぎの話をするという趣向で、10人が10話ずつ語り、全100話からなるそうです。

でもデカメロンと聞いて少年隊の“デカメロン伝説”を思い出す人は同世代ですよ。。。

英国の夢 ラファエル前派展
3月6日までBunkamuraミューアジアムで開催中です。
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