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コクーン歌舞伎 切られの与三 [舞台]

面白かったです。

歌舞伎の中でも長編の切られ与三を通しで演じるわりには2回の休憩をはさんで3時間強。
飽きることなく見ることができました。

七之助が主演の男形として出演するというだけで何となく挑戦!って感じなんですけど
よくよく読んだらやっぱりお富は既に演じたことがあるわけね。

コクーン歌舞伎は本当に久しぶりだったのですが、
やっぱり歌舞伎座チックにお土産の販売が充実してました。
茂助だんごを食べたかったんですがすごい行列だったのであきらめました。

歌舞伎座で観る歌舞伎に比べるとフランクな感じで笑える要素も多く導入は割とすんなり入れます。
何がすごいってお富の初登場の場面で演者のせりふが飛ぶという…(ちなみに梅枝じゃないですよ)

江戸の大店の息子、与三郎は木更津で芸者から足抜けをして金持ちの囲われの身となったお富と一目で恋に堕ちます。
美人で評判のお富を狙っている男は多くいろんな思惑が行き交う中、
密会の場面を見つかった2人。お富は海に身を投げ、与三郎は体中を切りつけられ大きな傷を負います。
その2人が何度も出会っては別れる様子を描いた芝居です。

まさかの笹野さん舞台上で生着替え。語り部もいれると1人3役を抜群の安定感でこなしていました。

最初は故郷の江戸に帰りたくて必死で生きてきた与三郎、最終的にはもう疲れて死にたいのに周りに生き延びろと言い続けられも死ぬこともできず、何とももの悲しい人生です。
しかし美人ってのはいろいろ大変なんですな。

5月31日まで東急Bunkamuraシアターコクーンで上演。
当日券は開演1時間前から劇場窓口で。
空席がある場合は2日前まで前売り券も買えます。
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メイビー、ハッピーエンド [舞台]

本日よりパシフィコ横浜で公演される
韓国ミュージカル『メイビー、ハッピーエンド』を観てきました。
もちろんオリバー役はイェソン。。。

南米から帰国してすぐ日本に来て、しかも大阪公演の間にマカオでコンサートがあるという殺人的スケジュールの中で平気なのかと若干心配してましたが…

2年前かなぁ…日本で公演があった時に評判がよかったので観たいとは思ってました。
お手伝いロボットが当たり前に使われている未来。
どんどん新型のロボットが開発され、お払い箱になってしまったヘルパーボットたちが住むアパート。
バージョン5のオリバーの部屋に向かいの部屋に住むクレアが充電器を借りに来ます。。
しかしクレアのバージョンは6。アダプターのサイズが合いません。
それを何とかして充電器の貸し借りを始めるところから物語は始まります。

出演者は3人。
多分、ヒロインはミュージカル女優さんだと思います。
イェソンはSJの歌を聴いてるので時差ボケを除けば上手でした。

お払い箱になってしまったロボットたちがたどる運命は少し悲しい物語でした。
自発的に愛するというプログラミングがないはずの彼らに起きる心の変化。
そして自分たちの終わりが見えている彼らの選択とは…
もう少し安ければもう一度観たいんだけどなぁ…

当日券あります。
ぴあではイェソン以外の公演なら残席あり。
会場があまり広くないので後ろのほうでも楽しめると思います。
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バリーターク(※ネタバレあり) [舞台]

私、白井さんの演出は初めてかもしれません。
出演作はもちろん何度も観ているんですけどね。

作品はアイルランドの劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによる戯曲『バリーターク』初演は2014年
出演は草彅剛、松尾諭、小林勝也

《ストーリー》
広い部屋。
そこに2人の男がいる。
彼らは目覚まし時計の音で起き、
80’sの音楽を聞きながら、
部屋をかけまわって着替えて食べて踊ってフィットネスをして、
バリータークという村の話を語る。
ふたりはだれか。
どこにいるのか。
そして壁の向こうには何があるのか?
公式サイトよりーー

ひと言で表すと私は恐ろしかったです。
もちろん80年代の音楽は懐かしかったし、笑えるところも多かったし
何よりも松尾さんが縄跳びがうまいのにびっくりした!

でも、死に向かって1人部屋を出て行ったら
また別の子が送り込まれてくるという負の連鎖が恐ろしかった

扉のない部屋で朝起きたら楽しそうに音楽に合わせて踊って、バリータークの村人について語る
でも実は、マインドコントロールに近い形でひたすら同じ日々を繰り返してたわけです。

そこに第3の男が現れ、部屋から出るチャンスが与えられます。
でもそれは1人だけ、そして12秒歩いてその先に待っているのは“死”だというのです。
男2(松尾さん)は年上の自分が行くといいますが、男1(剛くん)は残るのも死に等しいといいます。
最終的に男1が部屋から出ていくのですが
翌日、幼い女の子が部屋に送り込まれてくるところで舞台は幕を降ろします

怖い…女の子の運命はどうなるのか…

休憩なく1時間40分、2人は出ずっぱりです。
昔『K2』という堤さんと剛くんの芝居を観たことがあるのですが
正直、ほぼ動かない堤さんに食われた気がしてイマイチだったのを覚えてます
でも今日は見ごたえがありました。

5月6日までKAAT神奈川芸術劇場
当日券
■受付電話番号:0570-783-738 (チケットぴあ当日券専用ダイヤル)
■受付日時:4/14(土)、15(日)、16(月)、18(水)、20(金)、22(日)、25(水)、27(金)、29(日・祝)、
      5/2(水)、4(金・祝)、6(日)公演:各公演 公演日前日の12:00~14:00

      4/19(木)、21(土)、23(月)、26(木)、28(土)、30(月・祝)、5/3(木・祝)、5(土・祝)公演:
      各公演(昼公演・夜公演ともに) 公演日前日の12:00~15:00

5月12日~6月日まで世田谷パブリックシアター
■受付電話番号:0570-783-738 (チケットぴあ当日券専用ダイヤル)
■受付日時:5/13(日)、16(水)、18(金)、20(日)、23(水)、25(金)、27(日)、30(水)、6/1(金)、3(日)公演:公演日前日の12:00~14:00
5/12(土)、14(月)、17(木)、19(土)、21(月)、24(木)、26(土)、28(月)、31(木)、6/2(土)公演(昼公演・夜公演ともに):公演日前日の12:00~15:00

6月15日~17日兵庫県立芸術文化センター
当日券未定

です
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ヘッダ・ガブラー [舞台]

原作はイプセンですね。





私の中でイプセンといえば『人形の家』
考えてみれば以前同じくシス・カンパニー公演で堤真一、宮沢りえの人形の家を観ました。

人形の家のノラは夫の束縛と昔気質の結婚制度から逃れるために家を出ましたが
この劇のヒロイン・ヘッダは“死ぬほど退屈”、“死ぬまで夫と顔をつきあわせて生きてくなんて”と言いながらも家も出ていかず、夫を裏切ることもしないとはっきり言います。

多分…なんですけど私は寺島しのぶの舞台は初めて観る気がします。
いや~退廃的な雰囲気が全身からにじみ出てました。

ヘッダは平凡な大学教師の夫との死ぬほど退屈な結婚生活を、他人を自分の思いどおりに動かすことでストレス発散をしようとしていました。
1人目はブラック判事(段田安則)
街の実力者である彼とのギリギリでの男女の駆け引きを楽しんでました。でも言いなりにはならない。2人目はエルブステード夫人(水野美紀)
学校の後輩。考えてみたら夫のテスマン(小日向さん)も結婚前は一時期彼女に夢中だったし、昔の恋人エイレルト・レェーヴボルク(池田成志)も今は彼女を同志と呼んでるし、目の上のたんこぶ的な存在なのかも。
そして3人目がエイレルト・レェーヴボルク。

彼を自分の意のままに動かせるか試すために、彼にあるものを渡します。
最初はそれを使って自分の願いどおりに美しく成し遂げてくれたと思ったのに、実は自分が描いていた絵とは全く違う形になってしまい、絶望するヘッダが取る道は…
って話です。

脳天気なテスマンが何だか逆に悲しかった。きっとあのまま時が流れていたら、テスマンもレェーヴボルグのようにエルブステード夫人のものになっていたのでしょうか。
実は一番恐ろしいのはヘッダみたいな女性じゃなくて、エルブステード夫人のような女じゃないかと私は思います。

4月30日までシアター・コクーンで上演です。
当日券は開演の1時間前から発売です。
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『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』 [舞台]

前のお姉さん、座ってからも帽子をかぶっていて舞台が見えない。
後ろのおじさん、芝居中いびきかきながら寝てた。後ろのおじさんは関係者のようでしたが、いびきかいて寝るなら来ないでほしかった。

前のお姉さんは従業員に話したらうまくみんなへの注意事項として話してくれたのでよかった。

さて、本題。

この芝居11月26日までですが、これから観劇される方は、ハムレットのおおよそのストーリーをwikiなどで把握していかれることをお勧めします。

ちなみに原作はこちら




小川絵梨子さんってこういう演出する人だったっけ?と思いました。まあ、そんなに見たことないけど…

菅田将暉くんってうまいよね…と改めて思いました。
菅田くん演じるギルデンスターンは、ちょっと理屈臭くてうざいタイプですが、何とか自分が巻き込まれてしまった環境から抜け出そうと頑張ってます。

そして生田斗真くん。彼はこういう役のほうが似合いますね。
私は故・蜷川さんの演出の『わが友ヒトラー』を観たんですが、正直眠かった。
詳細はこちら
それに比べて今回はせりふも耳に入ってきました。

はるかに生田くんが年上だけど違和感がなかった。

ちょっと半海さん率いる旅役者たちが、存在感はあるけど関係性がよく分からなかったです。
野田秀樹ワールドに近くて、原作を全く知らない私は途中からもしかして主役の2人はもう死んでるのか???と思ってしまいました。

でも休憩が2回入ったせいか、最後まで飽きずに見られました。
林くんがもったいなかったなぁ。
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不信〜彼女が嘘をつく理由 [舞台]

PARCO公演
『不信〜彼女が嘘をつく理由』観てきました。
久しぶりの三谷幸喜作品でした。

まず、PARCO公演なので、PARCO劇場だと思い込んでいた私と友人は、当日の昼に彼女が同僚に指摘されるまで気付かず、下手したら誰もいない劇場で待ち合わせ、慌てて渋谷から池袋まで移動して、頭の40分程を見逃してたかもしれません。

さてお芝居

嘘…。きっと誰もが人生の中でついてしまうもの。
今回の三谷幸喜が描く新作は「嘘」からはじまるサスペンス。

ひとつの小さな嘘が、さらなる嘘を引き起こす。
坂道を転がるように暴走を始めてしまう嘘。
その結末は、誰も予想できない。

狂言、虚言が巻き起こす悲喜劇。
人はなぜ、嘘をついてしまうのか。自分のため?ひとのため?それとも…。

これはコメディかサスペンスか、不条理劇か、不条理サスペンスコメディか?三谷幸喜の最新作!
(公式サイトより)

ステージがセンターステージなので360度ではありませんが、
前にも後ろにも観客がいることになりますね。
だけど前後というよりは左右から観てる感覚でしょうか。

優香さんの舞台は初めて見たのですが、よかったですよ。
キャラが合ってたのもあるかも。

終わった直後の感想は「こぇええええ」です。
サスペンスの怖さと言うよりも仮面夫婦の怖さって感じでしょうか。
30日までなのでネタバレありかな。
優香が浮気をしてるってのは割と劇中頭のほうで分かるんですが、
段田さんが浮気してるのは意外に分かりませんでした。


才原警部の終わらない明日 [舞台]

シス・カンパニー公演

脚本・演出 福田雄一
出演 堤 真一、小池栄子、勝地涼、清水富美加、鈴木浩介、上地春奈、池谷のぶえ、志賀廣太郎

観てきました。

内容は

ある夜・・・。 文部科学省の高官宅では新たな教育方針を決める密談が行われている。
するとそこに一本の電話。なんと娘を誘拐したというのだ。要求は現金5億円。しかも24時間以内に所定の場所に届けなければ、娘を殺すという。
急遽、インターポールから最も優秀な誘拐事件のプロフェッショナルが招集される。
その5人は通称サイバラズ5と呼ばれる一見、全く頼りにならない集団であり、それを率いるのが伝説の警部・才原章一郎だった。24時間という超短期決戦に挑む才原たち。
しかし、捜査に乗り出したその時、同時多発的に、別の家庭でも誘拐事件が起きていた。
犯人は同一犯なのか? それならば複数の誘拐を同時に仕掛けた犯人の狙いは何なのか?
堤真一がいくつものコント構成で演じる役柄の数々!
そこで明かされる驚くべき真実とは・・・。
(シス・カンパニー公式サイトより)

てな内容です。
そうよ、そうなの!エンターテインメントってのは、ただひたすら腹を抱えて笑えばいいのよぉ。
と言いたくなるような作品でした。

長~~~いコントを観てるような作品です。
堤さんの関西人の血を思いきり活かしたような内容です。

でもね~この脚本って、どれだけ関係各所にコンセンサスを取ってるのかしら。
勝地くんに“お前は今日からプロミスだ!”とか“前髪クネ男(見てないので分かりませんが)”とか
家政婦は見たとかパロッてる内容が多すぎですよ。
面白いけどね。

個人的によかったのは
上地春奈さん。

ピカンチでJの奥さんの役で出てたんだけど、本当に沖縄のてぃだみたいな女優さんで
笑顔がいいなぁ~って思ってたの。
まあ、別にそれから特に調べたりしなかったのですが、
今日、舞台で観て あれ??ピカンチの子だと思ってさすがに今日は検索しましたよ。
ホリプロ所属の女優さんで結構出てるのね。
コドモ警察なんて全部観てたけど全然気づかなかった。
ああいうキャラの人がにっこり笑いながら人をガンガン殺してく役とかやると怖いだろうなぁ。

とにかく楽しく笑って手をたたいて…そんな舞台が好きな人にはお勧めです。

私も年内はこれが最後の観劇だったのですが、これくらい楽しい内容でよかったです。

でも今年1番の私の中での舞台キャラは
スーパー歌舞伎Ⅱワンピースでの浅野和之さんのイワンコフです。
一度見たら夢にまで出てきそうな強烈なキャラでした。


さて、才原警部の終わらない明日

※東京公演
世田谷パブリックシアター 12月28日まで
●チケットぴあ●ローソンチケット●イープラス●世田谷パブリックシアターチケットセンター 
【当日券】ありのようです。

※大阪公演
シアター・ドラマシティにて2016年1月6日~1月11日
●チケットぴあ●ローソンチケット●イープラス●梅田芸術劇場

です。
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草枕 [舞台]

三軒茶屋シアタートラム『草枕』観てきました。

何度でも言います。段田さん、ファンです。声が好きです。
段田さんの舞台はよほどのことがない限り、足を運ばせていただきます。

さて、今回は
シス・カンパニー公演 日本文学シアターvol.2 【夏目漱石】です。

原作はもちろん夏目漱石




私は昔の文学作品は、電子書籍で読むことが多いのですが、
以外に文学ヲタクの弟曰く、こういう作品こそ紙の本で読め!とのお達しでした。

さて、この"日本文学シリーズ"第1弾は、太宰治の未完の絶筆「グッド・バイ」でした。
その際、8人の愛人を持つ大学教授を演じた段田さんが今回は画工を演じます。

ヒロイン那実は小泉今日子
そして浅野和之さん、一人何役もやってました。

原作で有名な
“智に働けば角が立つ。情に棹させば流される…”のフレーズに合せて、シーンを区切り物語は展開します。

旅に出た画工は途中でセメント風呂の噂を聞いて、とある旅館に泊まります。
そこで出会った那実という女性は自由民権運動家の娘で、3度の離婚をし、今は旅館を営んでいます。
そこには有名な政治家、文学者も泊まったとか。

那実に自分の絵を描いてほしいと頼まれる画工ですが、彼女には何かが足りません。
さて、その足りないものとは何なのか…



面白かったです。
この手の話は真面目1本でやられてしまうと、得てして眠くなってしまうのですが
浅野さんの役がいい感じに笑いを入れてくれるのでよかったです。

休憩なし。
7月4日(土)まで世田谷のシアタートラムで上演です。

残席があれば、公演日前日19時まで劇場チケットセンター(店頭&電話)と劇場オンラインチケットにて購入可能です。

当日券は開演の60分前より、シアタートラム入口左手のチケットボックスにて。先着順(1人2枚まで)で席がなくなりしだい、トラムシート(4,500円)。

お時間のある方はぜひ。
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『火のようにさみしい姉がいて』 ※ネタばれあり [舞台]

来た~~~!って感じでしたね。

いや~見応えのある作品でした。
何度もブログに書いてるとおり、私は蜷川演出が苦手です。

で?と思った作品、よくわからなかった作品は数多し。
なのに映画と歌舞伎はかなり感銘を受け…

唯一、『あゝ、荒野』が面白かったな…という程度。
世界の蜷川を受け入れるだけの器が私にはないようでございます。

が、清水邦夫さんの作品は大好き。
シス・カンパニー公演『楽屋』は面白く拝見させてもらいました。

そんなこんなで最初は観ようかどうかかなり迷った作品ではありました。
でも、大好きな清水作品
かつ大好きな段田さん、そして実力派の宮沢りえちゃんと大竹しのぶさんの一騎打ち。
観ないわけにはいかないでしょう。。。。

というわけで、金曜日の人ごみの渋谷に出かけたのでした。

あらすじは

開演を数分後に控えた、とある劇場の楽屋。化粧前の鏡の前で、主演俳優(段田安則)がセリフを返しながら出番を待っている。しかし、男の目は鏡の奥の別世界を見ているかのようだ。
そこに、男の妻(宮沢りえ)が入ってくる。精神的に疲れ切った男と妻の会話は、何やら現実と芝居の世界が混同し、どちらがどう合わせているのかはわからないほどだ。
仕事にも人生にも行き詰まった夫婦は "転地療養"と称し、20年ぶりに日本海に面した男の雪国の故郷に旅立った。
 到着後、実家に向かうバス停を尋ねるために立ち寄った理髪店には誰もいない・・・。
誰もいない理髪店の鏡の前で、男は誤って、鏡の前にあった髭剃り用のシャボンのカップを割ってしまう。
 次の瞬間、理髪店の女主人(大竹しのぶ)や、得体の知れぬ客たちが次々に現れて、本気なのか演技なのかわからないほどの脅迫的な言葉で2人を取り囲む。そうこうするうちに、どんどん男の過去に強引に入り込んできて・・・・。
鏡の前で、今、語られている男の過去は現実なのか、虚構なのか?
鏡に映された姿の何が本当で何がウソなのか・・・?
判然としなくなった妻は、真実を追求しようと敢然と立ち向かうのだが・・・・。
(シス・カンパニー公式サイトより)

戯曲が本にもなってます。
『清水邦夫全仕事 1958~1980』
なんですが、絶版です。ちなみにAmazonの中古で58,000円もします。
なので読みたい方は図書館などでどうぞ。
ちなみに先ほど書いた『楽屋』は文庫本あります。






最初から段田さん、キターッ!!って感じでした。

段田さん演じる「男」とりえちゃん演じる「その妻」
どっちが精神を病んで、どっちが支えてるのか…

この芝居は全篇を通して“どこまでが嘘で、どこからが真実か…”ってのがポイントなんです。
俳優同士の結婚は、どれが本当の自分が分からなくて、いつもどこか芝居してるってことなんですけど
実際もそうだったら大変でしょうね~~~
あ、ちょっと近親相姦的なにおいもします。

「男」の故郷でバス停を聞くために入った床屋で大竹さんが登場してからは
もう力と力のぶつかり合いですよ。
これ1本演じたら疲労困憊だろうなって感じ。

観ている私はどんどん引き込まれて時間をまったく感じさせませんでした。

個人的にはラストシーンでりえちゃんが段田さんに啖呵を切るシーンが好きですね。
“いや、そうでしょ。そう言いたくなるよね。だってりえちゃん上手だもん。
でもね、段田さんもかなり芸達者よ。”
と心の中でつぶやいてました。

二度観ることをお勧めしますが、決してお安くはないので(私も一度しか観れない)心して観ていただきたい!
下手すると出演者の勢いと力に圧倒され “わぁ~~~”って思ってるうちに終わってしまうかも。

私、今回初見なんですが、いろいろ資料を観ていたら蟹江敬三さんが「男」を演じた「火のようにさみしい姉がいて'96」を観たかったなぁ…と思います。
蟹江さんの演じる「男」…気になる…




来週の火曜日9月30日までBunkamuraシアターコクーンで上演中です。
当日券は全ステージ開演の1時間前から販売です。
お問い合わせはシス・カンパニー  TEL:03-5423-5906 (平日11:00~19:00)へ。

大阪公演もあります。
10月5日(日)~10月13日(月・祝) シアターBRAVA!にて。
チケットはまだあるのかな。ある場合は各種チケット販売サイトで取り扱いがあるかも。
こちらも当日券はあるようです。

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MIWA [舞台]

NODA・MAP 第18回公演
作・演出 野田秀樹 MIWA

よかったです。
まず何よりも 宮沢りえ演じる丸山臣吾そして美輪明宏がとても魅力的でした。
宮沢りえがよかったのもそうなんですが、それ以上に美輪明宏の持つ存在感でした。
劇中何度か使われてるだけの美輪明宏の歌声が、舞台上のMIWAの存在感がすごかったです。
しかも、実際の美輪さんはすっごくどっしりしてるのに、さすが野田演出だけあって全体的にテンションが高い。

忘れもしない去年の紅白歌合戦!
美輪明宏の歌う『ヨイトマケの歌』は曲を聴いてるというより、まるで1本のドラマを観てるようでした。
オペラに近いのかしら。でも前後のストーリーもない1曲の歌をあれだけドラマチックに歌いあげたのを観たのは初めてでした。
母への思い、そして母から家族への無償の愛
感動して泣けた。DVDに落として保存してあります。

話をもとに戻すと、私の恋愛対象は男性なのですが、MIWAを観てると“心の琴線に触れるならどっちでもいっか”って気になること。
そして男女の愛を超えた人間愛がこの人にはあるんだな…と思いました。

もともと美輪明宏にそれほど興味のなかった私は赤木圭一郎とのこととか今日初めて知ったし
三島由紀夫との交流など知らなかったし。
まだ生きてらっしゃるのに失礼だけど、伝記を読むかのようにもっと美輪明宏を知りたくなりました。

でね、読むならこれだって。




さっそく借りて読んでみよう。
しかも戯曲も発表になりました。月刊新潮11月号だそうです。買うかもしれない。


キャストの皆さん
瑛太さん、野田地図初参加だそうです。彼の舞台を観るのは初めてじゃないのですんなり入ってきました。一貫してMIWAが惚れる男役。
そして想像以上によかったのが井上真央ちゃん。いいね~舞台いけるかも。
古田新さんは安定してますからの安藤牛乳。もといアンドロギュノス。MIWAの根源ともいえる存在ですね。
ギリシャ神話に出てくるのかと思いきや考え方だそうですね。

見ごたえがあって人間MIWAの魅力に憑りつかれる野田地図『MIWA』
お勧めです。

11月24日まで東京芸術劇場プレイハウスで上演です。
が、やはり前売り券は完売。ですが全日当日券あり。公演開始の1時間前から先着順にて
詳細は公式サイトでご確認あれ

大阪公演 シアターBRAVA!
2013年11月28日(木)~12月1日(日)

北九州公演 北九州芸術劇場 大ホール
2013年12月6日(金)~12月8日(日)

です。同じく前売り券は完売だと思われます。

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