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コクーン歌舞伎 切られの与三 [舞台]

面白かったです。

歌舞伎の中でも長編の切られ与三を通しで演じるわりには2回の休憩をはさんで3時間強。
飽きることなく見ることができました。

七之助が主演の男形として出演するというだけで何となく挑戦!って感じなんですけど
よくよく読んだらやっぱりお富は既に演じたことがあるわけね。

コクーン歌舞伎は本当に久しぶりだったのですが、
やっぱり歌舞伎座チックにお土産の販売が充実してました。
茂助だんごを食べたかったんですがすごい行列だったのであきらめました。

歌舞伎座で観る歌舞伎に比べるとフランクな感じで笑える要素も多く導入は割とすんなり入れます。
何がすごいってお富の初登場の場面で演者のせりふが飛ぶという…(ちなみに梅枝じゃないですよ)

江戸の大店の息子、与三郎は木更津で芸者から足抜けをして金持ちの囲われの身となったお富と一目で恋に堕ちます。
美人で評判のお富を狙っている男は多くいろんな思惑が行き交う中、
密会の場面を見つかった2人。お富は海に身を投げ、与三郎は体中を切りつけられ大きな傷を負います。
その2人が何度も出会っては別れる様子を描いた芝居です。

まさかの笹野さん舞台上で生着替え。語り部もいれると1人3役を抜群の安定感でこなしていました。

最初は故郷の江戸に帰りたくて必死で生きてきた与三郎、最終的にはもう疲れて死にたいのに周りに生き延びろと言い続けられも死ぬこともできず、何とももの悲しい人生です。
しかし美人ってのはいろいろ大変なんですな。

5月31日まで東急Bunkamuraシアターコクーンで上演。
当日券は開演1時間前から劇場窓口で。
空席がある場合は2日前まで前売り券も買えます。
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황산벌(黄山ヶ原) 2003年 [映画]

先日書いた『韓国語学習者に見てほしい韓国映画130選』

韓国語を勉強していなくても楽しめるような映画がもっとあるはず!


全部観ると意気込んだものの日本では観られない映画も結構あって苦戦しています。
ちなみに私は歴史年表で観る韓国映画に沿って観ようとしたら
最初のこの作品からつまずいた。
まずレンタルがない。そしてネットで観られるのも数少ない。
もしYoutubeを観る人なYoutubeで観ることができます。お値段300円
2003年の映画ならレンタルがあれば100円だよ…と思いながら観ましたけどね。

さて、この映画を観る前に知っておきたいこと
もちろん黄山ヶ原です。
こちらは現在の忠清南道論山市連山面という場所にあたります。
現在はこの黄山ヶ原の近くに階伯(ケベク)将軍遺跡地とやらがあるそうですよ。
この地で新羅と唐の連合軍5万と階伯将軍率いる5千の軍が衝突し百済軍は壊滅するわけです。
そして百済は滅亡します。

この戦いで知っておくべき人物は
階伯 映画ではパク・チュンフン
金庚信(キム・ユシン)映画ではチョン・ジニョン

階伯は百済の3忠臣と呼ばれる人物で百済のために身も心も捧げます。5千人の兵を率いて5万の兵を迎え撃つわけですからなかなかの肝っ玉。壮絶な戦いの末戦死みたいに書いてあるのに映画では結構あっけなく死にます。
2011年には階伯とういドラマでイ・ソジンが階伯を演じました。
対する金庚信はこの戦いも含め朝鮮半島の三国統一に貢献した新羅の将軍です。
王家との関わりも深く、妹が武烈王に嫁ぎ、この2人の娘(つまり自分の姪)を妻の1人として迎えています。

私の中でこの時代背景は薯童謡(ソドンヨ)というドラマなのですが階伯が活躍したのは武王の息子であり百済最後の王・義慈王の時代ですね。

さて、映画に戻りますと
監督はイ・ジュニク
『王の男』、『ラジオスター』、『王の運命』、『朴烈』など名作が多いです。
ちなみにこの作品にも続編『平壌城』があります。
面白いんだけど、何となく胸にグッとくる演出で私は好きな監督です。
『王の男』もよかったし私はラジオスターの翌年に公開された『즐거운 인생(ハッピーライフ)』という映画も好きでした。

この映画誰かが感想で書いていましたけど
前半はコメディー要素が多く、後半は兵士たちが戦争という人殺しの狂気の中で少しずつおかしくなっていく様子と、国のために戦っているという大義名分がありながらも死への虚無感を抱く将軍たちが描かれています。
hanaには方言の対比が面白いと書いてありましたが、それを楽しめるにはどれだけの学習が必要か…
私は字幕なしで観たんですが、これはあってもよかったかもと思いました。

前半は唐に恐ろしく短期間で黄山ヶ原に来るように言われた新羅と黄山ヶ原で連合軍を迎え撃たねばならない百済の様子から戦闘シーンに入るのですが
いや~お金かかってます。
これだけのエキストラ(しかもただの通行人じゃなくて兵士ですから動きをつけるのも大変だと思う)を使うとなると…それだけでかなりの札束が飛んでいくだろうな。

でも最初は互いに歌を歌ってるだけで何もしないし、
次は1人ずつ出てきて闘ってるし、勝つとウェーブとかしてるし(この時代にウェーブがあるのか???)もし本当にこれがこの時代の戦いの手順だとしたら前半はなかなか穏やかです。

途中で金庚信と階伯がいわゆる将棋みたいなものをやるんですが、
それと同じ物が実際に行われ、駒となった兵士は同じ動きをしていくわけです。
怖いね~自分の一手でいとも簡単に人が死ぬんだよ。

しかも金庚信は花郎(ファラン)の若者たちを丸腰に近い姿で百済軍の前に行かせ、ほぼ全員が犬死にしてました。
それに対し‘イカれたのか’という側近に、当然イカれてると答えるのが戦場の追い詰められた感を醸し出していました。

そして戦い後半はそれはもう殺し合いです。
徴兵された人たちもいるので戦法も何もあったものじゃなくて泣きながら斧で相手をたたき続けるとか百済軍は壮絶なものでした。
壊滅寸前に生き残った階伯を含める数人の中に農民のイ・ムンシクがいて階伯は死ぬ前に彼をこっそり砦から逃がしてあげます。
最終的に彼は母親の元に戻り抱き合って喜ぶシーンで終わるんですが、そこは黄山ヶ原とは違ってうそのように明るい平和な畑です。
喜んで抱き合う母子のシーンですが、なんとなく切なさが残ります。
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韓国語学習者に見てほしい韓国映画130選だって! [映画]





もうvol25なんだぁ。
毎号買ってはいないのですが興味ある時だけ買ってます。
で、この映画特集。
“建築学概論”も“私の頭の中の消しゴム”も載ってないけど。。。
語学の習得に恋愛は欠かせませんよ!と思うのは私だけだろうか。

さて私がこの中で見た映画は以下のとおり
ちなみに私は韓国人が大好きなホラーが苦手です。スプラッタ系も…
以下は私個人の感想ですよ

가을로(ノートに眠った願い事)実際に起きたデパート崩壊事件の映画ですが、被害者の婚約者が彼女が残したノートのとおりに全国を旅する映画。旅行に行きたくなります。ちなみに原作本にはそのノートが付録として付いてます
공동경비구역JSA(JSA) イ・ヨンエきれいだったなぁ。確かに私が板門店を訪れたきっかけとなった映画です。
광해, 왕이 된 남자(王になった男)これは日本で観たけど、私は想像以上に面白かったです。感想はこちら
괴물(グエムル-漢江の怪物)あまり韓国語が分からない時にみたので見直したいと思ってる映画。韓国では大ヒットしたのに日本ではだめでした。なぜかしら…
국제시장(国際市場で逢いましょう)おすすめ!韓国の友達の家で一緒に見たのですが2人で大泣き。原作も読みました。あの頃の家長の重みなどがよく分かります。本文にも書かれていましたが時代のキーパーソンが出てくるのがちょっとフォレスト・ガンプっぽかったです。
궁합(相性)たぶん日本未公開。イ・スンギが入隊する前に撮影したのに公開が除隊後だったという…なのでスンギも若干若い。
그놈 목소리(あいつの声)実在の事件描いた作品。最後の本当の犯人の声が流れます。カン・ドンウォンが一度も画面に顔が映らない(後姿が一度だけ映る)犯人の役でした。あの顔で悪役もやるのがいい。群盗も怖かった
기디리다 미쳐(待ちくたびれて)まさかこれがおすすめに入るとは!私は映画館で観たけど後悔した映画に入ります。
도가니(トガニ)決して気持ちのいい映画でもなく後味も最悪です。原作本も読みましたが吐きそうになって途中で何度も挫折しかけました。でもこういう事件が存在するのも事実で、この映画をきっかけに法律が少し変わりました
말죽거리 잔혹사(マルチュク青春通り)これも全く観なくてよかったと思った作品
무사(MUSAー武士ー)イマイチ
미녀는 괴로워(カンナさん大成功です)キム・アジュンをスターダムにのし上げた映画。歌がうまくてびっくり。エンターテイメント性を求めてみるならおすすめの作品。
밀양(シークレット・サンシャイン)チョン・ドヨンがカンヌで最終週女優賞を取りましたが、まさにフランス映画にありそうな淡々と流れていく映画という印象です。このあと蜜陽に行ったんですが、駅前の大きい観光案内所に比べて閑散とした雰囲気でした。
박수견달(結界の男)観たんですが内容を全く覚えてない数少ない作品
봄날은 간다(春の日は過ぎゆく)韓国映画好きでこの映画を知らない人はいないでしょうね。本文もせいふもそうですがやはり라면 먹고 갈래?(ラーメン食べていかない?)に勝るせりふはなし。
봉이 김선달(キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち)韓国で鑑賞。友人に言わせると日本人にとって花咲か爺さんレベルで誰もが知ってる話らしく、彼女はわざわざ映画館に行くまでもないと言ってましたが、私は楽しめました。
살인의 추억(殺人の追憶)名作よね~演劇でも上映中らしいので今度行った時に観てみよう。
수상한 그녀(怪しい彼女)シム・ウンギョンいいですよね。方言は未だに難しく理解度がグッと落ちますけど楽しめました
쉬리(シュリ)私が韓国映画を観るきっかけとなった作品。この映画を観た時に“あ、日本映画負けた”と思った瞬間です。今は負けてないと思ってますが!私の中ではチェ・ミンシクがオールド・ボーイより親切なクムジャさんより光っていた映画です。
식객(食客)韓国の食文化を知るにはいい作品。私はこの映画を観てユッケジャンが好きになりました。
산과 함께- 죄와 벌(神と共に)これも未公開ですよね。漫画が原作で2部作も前篇。処々の事情で後編追撮中(終わってるかも)。私は漫画を読んでいないのですが楽しめました。キム・ドンウクいい味を出していたけどもっと驚いたのはEXOの誰か。上手だった
실미도(シルミド)最後に飴を持ってバスに走っていくホ・ジュノの姿に泣いた
쌍화점(霜花店 運命、その愛)う~ん、個人的にはあまり好きじゃない映画
써니(サニー永遠の仲間たち)1980年代の作品はやっぱり自分も青春時代だったせいかグッとくる
왕의 남자(王の男)イ・ジュンギの魅力満点映画。
이린 신부(マイ・リトル・ブライド)ムン・グニョンがひたすらかわいい
엽기적인 그녀(猟奇的な彼女)キターーーー!外せない作品。シン・スンフンの名曲“I Believe”と一緒にお楽しみください
우리들의 행복한 시간(私たちの幸せな時間)韓国に住み始めて最初に買った本。当時は難しすぎて読むのに半年かかいりました。映画は原作よりも少しソフトになってますね。死刑囚とボランティアの心の交流みたいな作品です。ちょっとデッドマン・ウォーキングの雰囲気がありますね。
집으로...(おばあちゃんの家)韓国語学習はさておき、ユ・スンホがかわいい。なので今、成長したユ・スンホを見ると母親のような気持ちになります
7번방의 선물(7番房の奇跡)これはお薦め。ぜひ観てもらいたい。私の感想はこちら
클래식(ラブレター)大好きな映画ですが소나기のことは知らなかった。読んでみます。
킬러들의 수다(ガン&トークス)学習視線で観たことはなかったけど…末っ子ウォンビンはかわいかった
태극기 휘날리며(ブラザーフット)朝鮮戦争の話です。悲しい映画だったなぁ。ドイツが統一した今、世界で唯一の分断国家。その様子を偏らずに描いている印象でした
8월의 크리스마스(8月のクリスマス)名作。そして数少ないシム・ウナを見られる作品。本文にもありましたがハン・ソッキュのせりふは実に聞き取りやすいです。
화려한 휴가(光州5・18)タクシー運転手と同じテーマを扱った作品。考えさせられる映画です。
황진이(ファン・ジニ)正直に言うと、テレビのほうがずっと面白かった
조선명탐정: 각시투구꽃의 비밀(朝鮮名探偵:トリカブトの秘密)時代劇コメディー。面白かった。

私が思うに当然学習するために観るのなら字幕はなしで観ましょう。
私が語学学校の先生に言われてやっていた方法が3カ月ごとに同じドラマや映画を観ることでした。
3か月の間に少し実力がついていて聞き取れなかった単語が聞き取れたり、聞き取れるけど意味が分からず調べたり、韓国で聞くと分かるニュアンスなど幅が広がります。

ほとんどが現地で観た映画ですが…
週に3本ぐらい映画を見ていた私なのに37本しかない???
ここに載ってない映画が多いということでしょうか…悔しいから全部観てみようかな。

タグ:#韓国映画
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メイビー、ハッピーエンド [舞台]

本日よりパシフィコ横浜で公演される
韓国ミュージカル『メイビー、ハッピーエンド』を観てきました。
もちろんオリバー役はイェソン。。。

南米から帰国してすぐ日本に来て、しかも大阪公演の間にマカオでコンサートがあるという殺人的スケジュールの中で平気なのかと若干心配してましたが…

2年前かなぁ…日本で公演があった時に評判がよかったので観たいとは思ってました。
お手伝いロボットが当たり前に使われている未来。
どんどん新型のロボットが開発され、お払い箱になってしまったヘルパーボットたちが住むアパート。
バージョン5のオリバーの部屋に向かいの部屋に住むクレアが充電器を借りに来ます。。
しかしクレアのバージョンは6。アダプターのサイズが合いません。
それを何とかして充電器の貸し借りを始めるところから物語は始まります。

出演者は3人。
多分、ヒロインはミュージカル女優さんだと思います。
イェソンはSJの歌を聴いてるので時差ボケを除けば上手でした。

お払い箱になってしまったロボットたちがたどる運命は少し悲しい物語でした。
自発的に愛するというプログラミングがないはずの彼らに起きる心の変化。
そして自分たちの終わりが見えている彼らの選択とは…
もう少し安ければもう一度観たいんだけどなぁ…

当日券あります。
ぴあではイェソン以外の公演なら残席あり。
会場があまり広くないので後ろのほうでも楽しめると思います。
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バリーターク(※ネタバレあり) [舞台]

私、白井さんの演出は初めてかもしれません。
出演作はもちろん何度も観ているんですけどね。

作品はアイルランドの劇作家・脚本家エンダ・ウォルシュによる戯曲『バリーターク』初演は2014年
出演は草彅剛、松尾諭、小林勝也

《ストーリー》
広い部屋。
そこに2人の男がいる。
彼らは目覚まし時計の音で起き、
80’sの音楽を聞きながら、
部屋をかけまわって着替えて食べて踊ってフィットネスをして、
バリータークという村の話を語る。
ふたりはだれか。
どこにいるのか。
そして壁の向こうには何があるのか?
公式サイトよりーー

ひと言で表すと私は恐ろしかったです。
もちろん80年代の音楽は懐かしかったし、笑えるところも多かったし
何よりも松尾さんが縄跳びがうまいのにびっくりした!

でも、死に向かって1人部屋を出て行ったら
また別の子が送り込まれてくるという負の連鎖が恐ろしかった

扉のない部屋で朝起きたら楽しそうに音楽に合わせて踊って、バリータークの村人について語る
でも実は、マインドコントロールに近い形でひたすら同じ日々を繰り返してたわけです。

そこに第3の男が現れ、部屋から出るチャンスが与えられます。
でもそれは1人だけ、そして12秒歩いてその先に待っているのは“死”だというのです。
男2(松尾さん)は年上の自分が行くといいますが、男1(剛くん)は残るのも死に等しいといいます。
最終的に男1が部屋から出ていくのですが
翌日、幼い女の子が部屋に送り込まれてくるところで舞台は幕を降ろします

怖い…女の子の運命はどうなるのか…

休憩なく1時間40分、2人は出ずっぱりです。
昔『K2』という堤さんと剛くんの芝居を観たことがあるのですが
正直、ほぼ動かない堤さんに食われた気がしてイマイチだったのを覚えてます
でも今日は見ごたえがありました。

5月6日までKAAT神奈川芸術劇場
当日券
■受付電話番号:0570-783-738 (チケットぴあ当日券専用ダイヤル)
■受付日時:4/14(土)、15(日)、16(月)、18(水)、20(金)、22(日)、25(水)、27(金)、29(日・祝)、
      5/2(水)、4(金・祝)、6(日)公演:各公演 公演日前日の12:00~14:00

      4/19(木)、21(土)、23(月)、26(木)、28(土)、30(月・祝)、5/3(木・祝)、5(土・祝)公演:
      各公演(昼公演・夜公演ともに) 公演日前日の12:00~15:00

5月12日~6月日まで世田谷パブリックシアター
■受付電話番号:0570-783-738 (チケットぴあ当日券専用ダイヤル)
■受付日時:5/13(日)、16(水)、18(金)、20(日)、23(水)、25(金)、27(日)、30(水)、6/1(金)、3(日)公演:公演日前日の12:00~14:00
5/12(土)、14(月)、17(木)、19(土)、21(月)、24(木)、26(土)、28(月)、31(木)、6/2(土)公演(昼公演・夜公演ともに):公演日前日の12:00~15:00

6月15日~17日兵庫県立芸術文化センター
当日券未定

です
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ヘッダ・ガブラー [舞台]

原作はイプセンですね。





私の中でイプセンといえば『人形の家』
考えてみれば以前同じくシス・カンパニー公演で堤真一、宮沢りえの人形の家を観ました。

人形の家のノラは夫の束縛と昔気質の結婚制度から逃れるために家を出ましたが
この劇のヒロイン・ヘッダは“死ぬほど退屈”、“死ぬまで夫と顔をつきあわせて生きてくなんて”と言いながらも家も出ていかず、夫を裏切ることもしないとはっきり言います。

多分…なんですけど私は寺島しのぶの舞台は初めて観る気がします。
いや~退廃的な雰囲気が全身からにじみ出てました。

ヘッダは平凡な大学教師の夫との死ぬほど退屈な結婚生活を、他人を自分の思いどおりに動かすことでストレス発散をしようとしていました。
1人目はブラック判事(段田安則)
街の実力者である彼とのギリギリでの男女の駆け引きを楽しんでました。でも言いなりにはならない。2人目はエルブステード夫人(水野美紀)
学校の後輩。考えてみたら夫のテスマン(小日向さん)も結婚前は一時期彼女に夢中だったし、昔の恋人エイレルト・レェーヴボルク(池田成志)も今は彼女を同志と呼んでるし、目の上のたんこぶ的な存在なのかも。
そして3人目がエイレルト・レェーヴボルク。

彼を自分の意のままに動かせるか試すために、彼にあるものを渡します。
最初はそれを使って自分の願いどおりに美しく成し遂げてくれたと思ったのに、実は自分が描いていた絵とは全く違う形になってしまい、絶望するヘッダが取る道は…
って話です。

脳天気なテスマンが何だか逆に悲しかった。きっとあのまま時が流れていたら、テスマンもレェーヴボルグのようにエルブステード夫人のものになっていたのでしょうか。
実は一番恐ろしいのはヘッダみたいな女性じゃなくて、エルブステード夫人のような女じゃないかと私は思います。

4月30日までシアター・コクーンで上演です。
当日券は開演の1時間前から発売です。
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 [映画]

観てきました。
メリル・ストリープとトム・ハンクス!
トム・ハンクスまたもや体形まで役作りしてたのかしら。役作りのための体重の増減が原因で糖尿病になってしまったという記事を読んだので心配だわ。

他の人の感想を読んでると“演出が地味”とか“淡々と描き過ぎ”とか多いですね。
まぁ、そのとおりなんですけど社会派映画はこれぐらいでいいんじゃないかと私は思います。
観てる人たちにも考える時間がもらえる。
テンポの速いスペクタルな映画だとわ~~~~って終わっちゃうから考える暇がない。

だけど、この映画は観ながら政府とは何かベトナム戦争がアメリカにとって何だったのか
報道の在り方とは…などなど考えてしまう映画でした。

誰もが印象的だったという最後の判事の言葉
「報道機関は国民に仕えるものであり、統治者に尽くすものではない」(というようなニュアンス)
考えさせられます。
報道は国家権力の監視人の役割も持っているのであり、下手な正義感は要らないけど国が正しい方向に向かっているのか、そしてジャーナリストとして自分が正しいと思っている方向が本当に正しいのか常に考えなくてはいけない。
そして事実を国民に伝える義務があるはずです。
きっとどのジャーナリストも当初は信念を持っていたはずなのに、どこで変わるんでしょうか。
今はすでにどんな報道を見ても、読んでも、心の中で“本当?”と疑問に思う私がいます。

そして私が印象に残ったのは
ペンタゴン文書を新聞に掲載するとキャサリン(メリル・ストリープ)が決断を下した聞いたベン(トム・ハンクス)の妻トニーの言葉です。
ニューヨークタイムズがホワイトハウスに訴えられて記事が差し止めになっている今、この記事を掲載することの重みがベンとキャサリンでは違うということです。
トニーが言うとおりベンはワシントンポストが潰れても権力に屈せず新聞に掲載したと名声は上がるでしょうが、キャサリンの場合は人生全ても失うも同然だということです。
ベンはそれを聞いてきちんとキャサリンと話をします。

隣に座っていた年配のおじいさんはもとジャーナリストなんでしょうか。泣いてたようです。
この手の映画は好きだなぁ。
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『クソ野郎と美しき世界』 [映画]

一応、SMAPファンとして公開初日に観てきました。

全体は4部構成になっていて
episode1が『ピアニストを撃つな』稲垣吾郎と園子音監督
episode2が『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』香取慎吾と山内ケンジ監督
episode3が『光へ、航る』草彅剛と太田光監督
episode4が『新しい詩(うた)』オールキャストと児玉裕一監督

というオムニバス作品です。
私は初日舞台挨拶の生中継を観に行ったのですが、
みんなが言ってたとおりepisode4でまとめるのは大変だったと思います。

でも、楽しそうに笑顔で歌って踊る3人を観て泣いてたファンも多かったです。
あれが本来私たちが見てた彼らでしたから。

さて、話を戻しますと
園子音監督は、あくまでも私の考える園ワールドでした。
山内ケンジ監督は、発想が面白かった。盗まれた形は戻らないのかと思いきや、あんな形で戻ってくるとは…ニューヨークで評判のベーグルも見方を変えると食べるのに一瞬、考えます。
太田監督はあんな毒舌なのに作品は言葉や設定は乱暴でも何となく暖かい作品になっている。

2週間限定公開だけどもう少しやってほしいなぁ。
ちなみに全国83館で2週間公開の場合、観客動員数が15万人を超えるとものすごいことなんだそうです。映画の公式サイトでは毎日動員数の発表があります。
ちなみに昨日はまだ発表になっていなくて8日現在で87,528人。半分を超えました。
この勢いで15万人を超えてもらいたい。目標がはっきりしてるとファンも行動しやすいのである。


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『フォレスト・ガンプ』 [映画]

昨日、NHKBSで放送してたんですよ。
最初は懐かしい~程度でチャンネルを合わせたんですが、面白い作品は年月を重ねても色あせないってことですかね。
つい最後まで見てしまいました。

この作品前後の数年からトム・ハンクスの市場価値って一気に上がった気がします。
何度見ても歴史をうまく活用してますよね。

そこそこ映画が好きな人なら見てない人はいないんじゃないでしょうか





ほう、この名作のBRって今や1,500円で変えるんだ。知らなかった。
トム・ハンクスといえばメグ・ライアンとのコンビでラブコメやラブストーリーを何作か撮影してますね。
そしてフィラデルフィアとこの作品で2年連続アカデミー主演男優賞を受賞してますよね。

考えてみたら最近彼の作品を見てない気がする。

ので、ペンタゴン・ペーパーズを見に行こう
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『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』 [舞台]

前のお姉さん、座ってからも帽子をかぶっていて舞台が見えない。
後ろのおじさん、芝居中いびきかきながら寝てた。後ろのおじさんは関係者のようでしたが、いびきかいて寝るなら来ないでほしかった。

前のお姉さんは従業員に話したらうまくみんなへの注意事項として話してくれたのでよかった。

さて、本題。

この芝居11月26日までですが、これから観劇される方は、ハムレットのおおよそのストーリーをwikiなどで把握していかれることをお勧めします。

ちなみに原作はこちら




小川絵梨子さんってこういう演出する人だったっけ?と思いました。まあ、そんなに見たことないけど…

菅田将暉くんってうまいよね…と改めて思いました。
菅田くん演じるギルデンスターンは、ちょっと理屈臭くてうざいタイプですが、何とか自分が巻き込まれてしまった環境から抜け出そうと頑張ってます。

そして生田斗真くん。彼はこういう役のほうが似合いますね。
私は故・蜷川さんの演出の『わが友ヒトラー』を観たんですが、正直眠かった。
詳細はこちら
それに比べて今回はせりふも耳に入ってきました。

はるかに生田くんが年上だけど違和感がなかった。

ちょっと半海さん率いる旅役者たちが、存在感はあるけど関係性がよく分からなかったです。
野田秀樹ワールドに近くて、原作を全く知らない私は途中からもしかして主役の2人はもう死んでるのか???と思ってしまいました。

でも休憩が2回入ったせいか、最後まで飽きずに見られました。
林くんがもったいなかったなぁ。
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